暑さが引き起こすコンプレッサーのトラブルにご注意を。

近年夏季における外気温が高温となる日々が増えコンプレッサーの過熱停止というトラブルが年々増えております。
弊社ではその対策、またその対策含めたコンプレッサーの設置を推奨しております。
幾つかの事例を下記に紹介いたします。

事例紹介 出張修理の例

パッケージ内冷却事例

単独での設置スペースが確保できずボイラー室内に設置するしか場所が無く、周囲の温度が夏場は窓を開けても高温になり排熱ダクトだけでは継続運転が出来なくなってしまいました。

コンプレッサーの吸込み側に専用の給気ダクト設置、屋上の排熱ダクト末端にブロアーを設けコンプレッサー機内に影響の無い風量を算出し、強制的にパッケージ内のみ風を通す仕組みとし解決しました。

コンプレッサーのパッケージ内冷却事例1
コンプレッサーのパッケージ内冷却事例2
コンプレッサーのパッケージ内冷却事例3
コンプレッサーのパッケージ内冷却事例4

室内冷却事例

周囲環境の問題から2.5m四方の室内に37kwを2台設置し排熱ダクトを付けましたが近年の気温上昇により夏場の停止が頻発するようになりました。

コンプレッサーの給気含めた排風量と機械からの放熱排気を経験上から算出し、吸音対策をした大型の給気ファンを設置し強制的に室内に風を送る事により解決しました。

コンプレッサーの室内冷却事例1
コンプレッサーの室内冷却事例2
コンプレッサーの室内冷却事例3
コンプレッサーの室内冷却事例4

屋外型設置例

数年前より夏場においてコンプレッサー小屋の扉を開放しても停止してしまう様になりました。

小屋の中での使用を廃止し、屋外型に変えた事により夏場のトラブルが解消しました。
コンプレッサーの環境対策も進化し、環境省の認可を受けた低振動型圧縮機※を推奨の上、屋内設置から屋外設置の提案も過熱停止対策として積極的に行っております

※機器から5m離れた地点における振動が60dBを超えないスクリュー機

コンプレッサーの屋外型設置例1
コンプレッサーの屋外型設置例2